http://funnycustom.blogspot.com/ ウチはグーグルのブログに移る前はmixiでネタを書いてたワケです。 2005年の12月から始めて外部ブログに切り替えるまで続いたのですが、 mixiの日記を外部ブログに切り替えると、mixiの旧い日記が観れなくなっちゃうンですわ。 消してしまうのも忍びないネタが幾つかあるもんで、 そいつらだけでも救出しておこうかと思い、 ネタ倉庫を開設致しました。 本家のブログも画像の容量がイッパイイッパイだもんで コッチに移せるモノは出来るだけコッチに移してリンクで繋ぐ予定です。
2011年8月21日日曜日
新6Vのススメ 「Iam Hard ROCKVOLTER」 2006年06月17日
§2.クランクシャフトとフライホイルのウンチク
ここではロングストロークや軽量クランク等、各種社外品は抜きにして、
純正採用されているモノだけに限って考察していきたいと存じます。
(社外品ファンの皆様・・・m(__)m)
モンキーの6Vに使用されてるクランクは、
〔Sタイプ〕と〔Lタイプ〕のショートコンロッドクランク
〔Gタイプ〕のロングコンロッドクランクです。
(注:ロングストロークという事では御座いません)
モンキー以外の車両(カブ CD シャリィ ジャズ モトラ)には
6VCDI点火(Rクランク)の車両が存在したモノも御座いますが
CDI点火という時点で 勝手に12Vの仲間と分類 してますので
今回は割愛させて頂きマスww
Sクランクは モンキー誕生時より初期の5Lまで採用されていて、
フライホイルがHITACHI製の固定進角で
「アルミ製」の角ばったカタチをしています。
モンキー以外でも 70年代初頭までに生産された
固定進角の横型エンジン搭載車に採用されていましたので
かなりポピュラーなクランクであるといえます。
(比較的初期のDAXやカブ系の一部(ハンターカブ)など・・)
Lクランクは、少々ややこやしく 実際は2種類存在します。
ひとつは カブ系横型OHC猿人創世記から続く
フライホイルがガバナ進角機能を持ったタイプ
メーカーはSS50の三菱が有名ですが
國産電機 日立 日本電装 等があり
日本電装は アルミ製のフライホイルが 流れ文字のDENSO と ND
鉄製のフラホでND(本日2種類在る事が判明)の刻印の物が存在します。
一部鉄製フライホイルではHITACHI(シャリィ)も存在します。
進角フライホイルはビジネス系やスポーツ系に主に採用されていました
(SS50・カブ・シャリイ・CD初期など)
もうひとつは フライホイルが固定進角で
「鉄製」の丸っこいカタチをしています。
主にクロメート色の日立製ですが 6Vダックスの最終型等には
薄汚いネズミ色をした日本電装製のフライホイルも存在します
(コイルが水糸みたいに白い糸で巻いてあるキモいヤツ・・爆)
クランク自体は 進角式も固定式も使いまわしがキキます
(良く見ると微妙に形が違いますョ)
(注:モンキーでは、進角フラホは純正採用されておりません!)
流用チューンで好んで使用される 進角フライホイールですが
メーカーやタイプによって進角度数はマチマチです
有名なトコロでは「SS50」の三菱でしょうね♪♪
あの“タ●ガワ”もビックリの、40°超え
(資料が無いので全円分度器での実測ですが・・)
ンが 以外にも 40°超えのフライホイールは
「SS50」だけではなかったりするんですww
CS・CL系やCD系の初期
カブの初期(C65)にも40°超えは存在しました♪♪
ンで 40°超えのフラホと30°クラスのフラホの見分け方ですが・・・
外観に決定的な違いが在るので 皆さんで探してみてくださいww
(なんでもホイホイ教えたらツマランでしょ? 爆)
ここでヘンな解釈を正しておきたいのですが、
「進角が大きければイイ!」っちゅーもんでもおまへん。(爆)
調子コイて 高圧縮猿人に点火時期の早いフラホを組み合わせると
ノッキングっちゅー“恐怖”が手ぐすね引いて待ってます。
最悪の場合、猿人逝っちゃいますョ・・・ (-_-メ
圧縮比と点火時期は 出力と耐久性との綱引きの中で
最適なモノを選びましょう♪♪
Gクランクは、CDI点火の「Rタイプ」クランクへ移行するまでの
“つなぎ”と解釈してます。
フライホイル取付部はLクランクと共通ですが、
ロングタイプのコンロッドを採用している為、
腰上は12Vと共通なモノが使用できます。
(これが、“つなぎ”と呼ばさせてもらう所以です)
Gクランクはモンキー以外の猿人には存在しない?
(バギーとかの輸出用で存在したかも・・謎)
国内では 同時期のモンキー以外の車両は
6VでCDI点火だったりしますので
モンキーはコスト削減の為にポイント点火のままの販売とした
と 考えるのが妥当なところでしょうか??ww
クランク自体は、クランク及びステーター&フライホイルの3点セットでなら
S、L、G、タイプとも どのクランクケースにも組み込みは可能です。
しかし クランクだけ とか フライホイルだけとか 単体での換装になると
組み合わせによっては換装不可能な組み合わせも御座います。
Sクランクだけは、クランク本体とSフライホイル・Sステーターの組み合わせのみです。
L・Gとも点火系のステーター・コイル・フラホのシャッフルは可能ですが、
進角固定式のステーターにガバナーのフライホイルを装着すると
組み合わせによっては 点火しない組み合わせもあります。
その辺りは 御自分で調べてみてちょーだいww
進角フライホイルは仕組みをよくよく観察すると
♪♪な発見があるかもです♪
どんな仕組みでどういう風に進角させているか理解出来れば
進角角度や進角カーブを思いのままに操る事も
不可能ではないかもしれませんww
理想の燃焼を完成させる為には
進角角度や進角カーブは重要な要素となりますので
トライ&エラーも無駄ではないかもしれませんョ♪♪
四輪での話なので シチュエーションはだいぶ違いますが・・・
あるクルマのセッティングを引き受けました。
旧い車なので ガバナ進角とバキューム進角の組み合わせで
点火時期を制御しています。
マニュアル通りの点火時期設定では物足りない っつうコトで
固定進角にしてノックギリギリでセッティング
試乗したオーナーは「速くなった♪」と 大喜び♪♪
ンで 同じ車で バキュームとガバナ利かせてセットしたら
「固定よりパンチが無い」と言うのです。
ンで両方のタイム計ったら 固定の方が遅い。
人間の感覚なんて そんなモンですwww
スタートの点火時期は固定の方が進んでるので 下のパンチが出る。
ンでもソレ以上進角しないわけですから 上の伸びに欠けるワケ。
ンでもって 下でノックギリギリまで進角させてるから
乗りにくいったらありゃしませんwww
レースなら低回転なんか考えなくてもOKなので
高回転時の理想点火時期に固定でも構わないでしょうが
待ち乗りでは そういう訳にもいきませんからねェ・・・
仕様や乗り手TPOに合わせてバランスの良いベストなセッティングが大切
っつうコトですね♪(ソレは点火時期に限ったコトではアリマセンがね・・)
片ガバナでもWガバナでも30°クラスでも40°クラスでも
ぢつわ然程大差わ無い・・・(謎
バカと進角フラホは使いやう・・・www
あ ちなみに 固定進角だと29度(コレも実測ね・・)なので
CD90Aのもの以外(謎)は フル進角すれば
固定進角よりは点火時期は早いというコトですねww
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ガバナの40度超えってのはフル進角42度で
返信削除30度クラスってのはフル進角35度ですね。
でもってSクランクの旧いのにも35度が存在する。
コノ頃は微妙に情報を隠してましたなぁ・・・www。